[映画]シュガー・ラッシュ:オンライン深掘り感想と考察

Ralph Breaks the Internet(シュガー・ラッシュ:オンライン)

今日12月21日ついに公開!万全の準備をしてさっそく見てきました!

映画を観た感想や考察をいろいろ掘り下げてみようと思います…

まず!映画を観ていちばんの感想は,

世界観がやっぱり素晴らしい!

続編としてではなく,単体の作品としてみるべき!

と,思いました…詳しくは後で順に書きます…

この先は多少ネタバレがあります…
あらすじは書いてないので,具体的なストーリーはネタバレがないと思いますが,雰囲気や断片的なエピソードが含まれています…
まだ観ていない方は注意して下さい…

世界観がすばらしい!

前作「シュガー・ラッシュ」の時にもテーブルタップのセントラルステーションや,「ターボする」などの作品の中での掟など素晴らしい世界観でしたが,今作の“インターネットの世界”も本当に素晴らしかったです。

“インターネット”自体がトレンドなので,“インターネットの世界”を描くというのはありがちというか,いろんなアニメーション会社が考えそうなことなので,ドリームワークスとかユニバーサルとかがしていないのが不思議なくらいですが,やっぱりさすがはディズニー,世界観が本当にすばらしい!!“行ってみたい”って思わせるところがさすがです!

動的IPアドレスの部分とか,BuzzTubeのハートとか,Amazonのカートとかの細かい表現はさすがですよね…

続編ではなく単体として

まずは,前作「シュガー・ラッシュ」の良さを振り返り,今作の流れと比較してみたいと思います!

カルホーン ロス

個人的には前作「シュガー・ラッシュ」の特徴として,主人公のラルフの行動がメインにはなっているものの,同時進行でヴァネロペ,カルホーン,フェリックスの行動も同じくらい描かれているので,4人ともに共感(というか感情移入)してしまうように感じました。

これは,ラプンツェルやズートピアなどの他の作品での,観客は映画を観ている間のほとんどの時間を主人公(もしくは+重要な脇役1人)の行動を追いかけてる構図とは少し違うように思います。

・・・

ここで少し僕の個人的な話になりますが,(読み飛ばしてもらっても構いません)

僕は「シュガー・ラッシュ」のキャラクターの中では,カルホーンが一番好きなんですが,

「シュガー・ラッシュ」で,カルホーンが最初に登場したのを観たときの話です…

初めて見たときの衝撃は忘れられません…(笑)

フェリックスと一緒です…

もう…言葉にできないというか……かっこよすぎですよね…

あこがれの存在という感じです…

そして,結婚式のシーン…

あれっ…ちょっとまてよ…この雰囲気どっかでみたことが…

ラプンツェルのウェディングにめっちゃ似てる!!

(検索)

え!カルホーンを描いたアニメーターのひとりグレンキーン先生なの!!

ということは,先生がディズニースタジオを退社する前に手掛けた最後のキャラクターってこと!?

・・・

なので,前作での僕の共感度というか感情移入度は,ラルフよりもヴァネロペよりもフェリックスが一番でした…

しかし今作,カルホーンとフェリックスは映画の最初と最後には出てくるものの,ラルフ&ヴァネロペの冒険に着いていくわけではないので,前作よりも明らかに登場シーンは減っています…(さみしい…)

なので前作で,ラルフ&ヴァネロペ側に深く感情移入していた観客は,続編として観れますが,カルホーン&フェリックス側に感情移入していた観客にとっては,続編なのにカルホーンとフェリックスはカメオ出演という感じで,感情移入しにくかったように思います。

よって今作は,一般的な主人公+重要な脇役1人の行動を観客が追いかける構造でした。

ちなみに,プロジェクトの初期の段階では,カルホーンとフェリックスの登場シーンがもっと多かったようです。減らされた理由については,シンプルに時間の関係だということです。

Why Ralph Breaks The Internet Doesn’t Feature More Of Felix And Calhoun
Played by Jack McBrayer and Jane Lynch, Fix-It Felix and Sgt. Calhoun were two of the most important supporting characters in 2012's Wreck-It Ralph - but their ...

(↑この記事が参考になります。個人的には,↑この記事のコメント欄に書かれてる意見に共感できます)

別作品として

これまでのディズニー続編といえば,どうしてもOVA作品が多いので,ハッピーエンドで終わったオリジナルの後に,また何か問題が起きて,最後にはまたハッピーエンドで終わるという典型を想像してしまいますが,

今作のように,Animated Canonというブランドで続編をする場合,それぞれがつながっているものの,単体の作品としても高い完成度を実現できるように,単なる“その後”以上の変化で始まり,オリジナルと同じ結末には戻さないようにしているのだと思います。

(Animated Canon作品の続編でAnimated Canon作品なのは,これまでに「三人の騎士」「ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え!」「ファンタジア2000」「くまのプーさん」「シュガー・ラッシュ:オンライン」だけです。今後は,「Frozen2」がありますね…)

このことからも,「Frozen2」に関しても前作の「アナと雪の女王」とは,また別のひとつの作品として考えた方が良さそうですね!

(追記)ヴィランがいない!?変わりゆくディズニーヴィランズと多様化

公開当日には書ききれなかった,「シュガー・ラッシュ:オンライン」の製作段階に構想された幻のヴィランについてと,ディズニーヴィランズの多様化について考察しました。映画を観て“なんかすっきりしないなぁ”“寂しいなぁ”と思ってる方はぜひ…

まとめ

プリンセスについてとかもっと書きたいことはあるんですが,とりあえず観た当日の率直な感想を残しておきたいので,今日はこれくらいで…

いろいろ書きましたが,前作と別の作品と考えて観れば,総じておもしろい作品だったと思います。

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